滋賀県長浜市の結婚相談所 縁結びTowaSilkの中村です。
今回のテーマは『話し合い』。
耳が痛いなぁと思いながら書いています…
結婚相談所での交際は、
ただ楽しくデートを重ねるだけではなく、
結婚後の価値観をすり合わせる大切な時間です。
家事の分担、住む場所、仕事やお金のこと…。
これからの人生を一緒に歩むために、
少しずつ現実的な話題を出し合い、お互いの価値観を話し合います。
ところがこの「話し合い」、
いつの間にか『自分の意見を通す時間』になってしまうことも少なくありません。
「相手の気持ちは分かる。でも受け入れられない」
「こっちが折れるか、相手が折れるか」
「あなたが寄り添ってくれたら幸せになれるのに」
お互いに正しいと思っているからこそ、平行線になりがちです。
ふたりが「心地よくいられるカタチ」を見つけよう
本来の話し合いとは、
相手を説得することではなく、
お互いの考え方を理解し合うための時間です。
二人が『心地よくいられるカタチ』を見つけることが大切。
たとえば、『家事』。
以前ご成婚された方のエピソードをご紹介します。
男性A男さん
掃除洗濯はできるが料理は苦手意識が強く自信がない。料理はパートナーに作ってほしい。
女性B子さん
結婚後も仕事を続けたい。役職もあり帰宅が遅くなることもあるので、家事は協力し合いたい。
お二人の話し合いは当初、
A男さん→料理は苦手すぎて出来ないよ。結婚したら家庭を優先してほしいな。
B子さん→女性が家事をするのは当たり前じゃない。私が忙しい時くらい簡単なご飯を作る努力をしてくれたっていいのに。
お互いに「気持ちは分からないではないけど…」とモヤモヤしていました。
「話し合いをしたけど、平行線で…」とA男さん。
お二人の話し合いは、『どっちが料理をするか問題』になっていたのです。
私は、A男さんに言いました。
「今、大切なのは『どうしたら二人が心地よくいられるか』を考えることではないでしょうか。料理が苦手でも、「二人の生活を支える」という視点で考えた時、A男さんができそうな工夫ってどんなことがありますか」
A男さんはしばらく考えました。
「パスタを湯がいてソースをかけるとか、野菜を切ってサラダにするくらいならできるかも。」
少し視点を変えて考えてみるだけで、出来そうなことが浮かんできました。
次のデートで二人はもう一度話し合いました。
A男さんは「料理とは言えないかもしれないけど、出来ることから始めてみようと思う。」と伝えたそうです。
B子さんも「休みの日におかずの作り置きをすれば忙しい日でも楽になる」とお話くださったそうです。
お互いが自分の気持ちを押し通すのではなく、
相手の思いや背景を知り、客観的に問題を見ることができから話し合いが前に進んだのです。
・どちらかの意見を「試してみる」期間をつくる
・できる範囲で折衷案を探す
・少し時間を置いて、気持ちを整理してからまた話す
そんな小さな工夫で、ふたりの未来は大きく変わります。
心地よい関係は、完璧な一致から生まれるわけじゃない
お互いに違う考えを持ちながらも、
「それでも一緒にいたい」と思える関係こそ、本当の心地よさだと思います。
すべてを理解し合えなくてもいい。
大切なのは、「理解しよう」とする姿勢。
100%分かり合うことを目指すより、
無理をせず、自分の気持ちも大切にしながら、
相手の考えに少し寄り添う。
そんな、ゆとりのある関係が、
ふたりにとっての心地よさを育ててくれるように思います。
意見が違っても、価値観がぶつかっても、
「どうすればこの関係を大切にできるか」を考える気持ちがあれば、
ふたりの未来はきっと穏やかで温かいものになっていくのではないでしょうか。
縁結びTowaSilkでは、お一人おひとりに合わせてカウンセリングを行っています。
ゆっくりお話をしながら、お気持ちを一緒に整理してみませんか。
幸せは自分から叶えるもの♡
今も未来も自分次第で変わりますよ✨
無料相談のお申し込みは下記のフォームからお願いします↓↓
